第23回 砂防工事技術発表会に発表者として登壇しました
土木部と建設業協会が共催する「砂防工事技術発表会」に
上越地域を代表して登壇する2社に武江組が選出され、
「砂防えん堤の嵩上げにおける新技術の活用」をテーマに
発表しました。
作業者に負担のかからないインフラ長寿命の新技術を
受注者として熱意を持って提案し、採用されたという背景もあり
それが今回のノミネートに繋がったと考えています。
発表内容は「既設の砂防えん堤(=土砂を食い止める構造物)の壁の厚みを嵩上げ(=増幅)する工事」についてです。
一般的に使われる工法では作業員の負担が大きいため、「ジョインボンド工法」を採用したところ
作業者の負担が減り、かつ施工精度に偏りの出ない仕上がりになったなど大きな効果がありました。
【ジョインボンド工法】旧コンクリート表面に吹きつけ又はコテ塗りし、新コンクリートを打設する工法。
これにより新旧界面における接着性と水密性が向上します。(※赤丸の部分を施工しました)

発表者は緊張した面持ちで登壇していましたが、参加者からは
「とても聞きやすく、説明が分かりやすい内容だった」とのお声をいただきました。
会社をリードしていく、とても頼もしい先輩社員です。
新しい技術はどんどん開発されています。
武江組は今後も果敢にチャレンジし、進化していきます。